府中運転免許試験場に訪れた際に訪問
府中運転免許試験場に免許の手続きで訪問。このあたりはなかなか来ないので、帰り際にどこか良いお店がないかネットで検索したところ、多磨霊園沿いのお寺の中にカフェがあるとの情報を発見。なんと550年以上歴史のあるお寺だそうです。
自転車で向かってみることにしました。この辺りは野川公園もあり、緑が多くて自転車で走っていても気持ちの良いエリアでした。
レトロな写真屋さんが見えてきました。この道沿いにあるようです。
お寺の敷地内から店内までの様子
先ほどの通りを進んでいくと、お寺の入り口におしゃれな看板が設置してあります。どうやらお寺の敷地内に入っていく必要があるみたいです。
敷地内に入ってみるとお寺なので右手にはお墓が。まっすぐ進んでいくと正面にお堂が見えます。看板によるとカフェはどうやら左手にあるようです。
屋外にも座席があります。天気の良い日は緑も多く気持ちがよさそうな席。
案内板に沿って歩いていくと、どうやらちゃんとお寺の本堂などが入っている建物の中にカフェはあるようです。なかなか緊張してくる外観です。
安易に訪れてみたものの、ちょっと扉を開くのに勇気がいります。せっかくここまで来たので挨拶しつつ扉を開けます。するとスタッフさんから明るく声をかけていただき、ちょっと安心。カフェも普通に営業していますとのことなのでお茶をしていくことに。
店内の様子
中に入っていくとカフェのスペースはがっつりとちゃんとしたお寺のつくり。机やいすもお寺の待合室にあるタイプのものたち。
衝撃は受けましたが、こういったカフェに入ったことがなかったので、これはこれでとても新鮮。高齢の方は逆にくつろぎやすいのかもしれないですね。普通の高さの椅子、座椅子、座布団と色々あるので、自分の姿勢に合わせて選べるのもよい点だと思います。
呼び鈴が仏具なのがギャグセンスがあって好きです。
水を出していただきましたが、コースターが笑い飯哲夫のサタデーナイト仏教のもの。細かいところに洒落が効いている感じが個人的には気に入りました。
カフェテラスではブックカフェも営んでいて、本の貸し出しもしているとのこと。お寺がこのようにオープンなのは良いことだなと感じます。
お寺に手塚治虫のブッダが置いてあるのにはちょっと笑ってしまいました。住職の奥様が主に選書しているそうで、人柄や人となりを少し知れたような気がします。ユーモアがありオープンな方なんだろうなあと。
精進料理やヴィーガン料理の海外のレシピ本や、他にもインドの料理の本があったり、けっこうグローバルな内容の書籍が多いのもお寺っぽくなくて新鮮です。
猫ちゃん関連の書籍も多く、猫ちゃんもお好きな模様。
飲み物・お食事
私が訪問した2024年5月初旬では、基本的にはコーヒーなどのお飲み物と、デザートを提供しているようです。水曜日に限って、カレーも提供しているとのこと。たまたま水曜日に訪問したので、せっかくなのでカレーを注文。
カレーにどんな素材を使っているのか、とても丁寧に説明した紙も渡してくれてます。絵もかわいらしくて読むのが楽しいですね。
味の印象はしっかりとスパイスの味を感じる、本格的なスパイスカレーでした。豆を沢山使っていて、甘味もありますがスパイスもしっかり効いていて食が進みます。
飲み物は一般的なカフェメニューのようにコーヒーなどもとりそろっていましたが、今回はせっかくお寺のカフェにきたので抹茶にしてみました。抹茶ラテなどもありましたが、ノーマルな抹茶に。人生でほとんど抹茶を注文することがないので、良い経験になります。
和菓子も添えられていて、ほのかに甘い和菓子を頂きながら、抹茶の苦みを楽しみつつ、わびさびとはこういうことを言うものなのかななどと考えながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
お寺ならではの広々とした作りや、静けさなど、趣が好きな方にとってはとても良い場所だと思います。
営業情報
営業日:月・水・木・金
営業時間:10時~17時
住所:〒183-0004 東京都府中市紅葉丘2-26-4 普賢寺内
TEL:042-369-5001
カフェテラス普賢寺HP:
https://www.cafe-fugenji.net/about
Instagram:
https://www.instagram.com/cafe_fugenji/
地図:
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